こんにちは。
コウさんです。

今回は島根県の山奥に土日にしか営業していないという秘湯温泉があるらしいという事で行ってみることにしました。

場所が島根県でしかも午後2時から営業と条件が中々厳しい。

なので、午前中に温泉津で日帰り温泉を堪能しその後向かう事に。

国道9号線を西へ進み、途中県道221号線で江の川まで出ます。

ここからが注意しなければなりません。

道迷いになるかも。

以下が参考になるかもしれません。



◎普通車で来られる方は,国道261号線を走行し,江津市松川町内に入りましたら,道沿いにガソリンスタンド(休業中)と食事処「やま茶家」(やまちゃや)さんがあるところを山側へ入ってください。(信号機はありません。斜めに入る道です。)
 「やま茶家」さんの横をまっすぐ進み,つきあたりを左折してください。5~10分ほど山道を進み,T字交差点に出ましたら左折し,すぐの上り坂を上ってください。(斜め右に上がる急な坂です。車高の低い車は,ゆっくり進入してください。急な坂への出入りの時に,マフラーやバンパーをこすります。急な上り坂が困難な場合は,左側の空き地に車を止めて,徒歩でおいでください。) 

「川平橋」から山側に入り,せせらぎに沿って上がっていく市道は,距離は少し短いですが,道幅が狭く,普通車の離合が難しいです。秋や冬は,夕方が暗くなります。道の横は川が流れており,ガードレールもありません。

「やま茶家」さんから入る林道は,急な上り下りはありますが,道幅が少し広く,小川が横にありません(小さな溝はあるので,脱輪には注意)ので,こちらのコースのほうが比較的安全かと思われます。
<本日訪問予定の秘湯温泉のHPより>

・・・秘湯温泉のHPにあるように道中かなり厳しい道の様です。

案内看板などは見当たりませんのでナビが無いと厳しいかもしれませんね。

***

HPに書かれてあるように江の川から斜め左へ入るところに「やま茶屋」があります。

その先は両サイドが畑になっていて突き当りは山。

そろそろと進んでいくと左へ細い道が続いています。

「これか・・・?」

その道は次第に右に折れ山肌を伝うように杉林の中へと吸い込まれていきました。

夕方3時だというのに、辺りは暗くなり道は細くなるばかり・・・。

「この道本当にあっているのかな?」

そんな不安がよぎります。



坂道がきつくなってきたので、ジムニーを4WD設定に変更。

途中2台ほど対向車があり何とか離合ポイントで通過します。

左側は谷になており、ガードレールはありません。

「これ落ちたらヤバイ・・・。携帯圏外だし。」



10分くらい走ると急に周りが開け小さな集落が見えてきました。
IMG_3284

その先に何やら古い看板があり、その先を上へ続く激坂があります。

どうやらこれを上がるようですね。

見た感じ車が通る角度の坂ではない・・・。

しかしここはジムニーを信じて激坂に侵入。

登りながら自然と体が前のめりになります。

どうにか転げ落ちずに登り切りました。
IMG_3277
到着です。「上津井温泉 森の銀座」。

一見して温泉施設には見えず、村の公民館の様です。

IMG_3279
取りあえず、入ってみましょう。

ジムニー待っててね~。

IMG_3280
コミュニティーセンター?

中に入るとロビーにいきなりテレビカメラの人がいます!

・・・??。

黄色のはっぴを着たおじさんが、

「はい、いらっしゃい。 お風呂? あなたどちらから来たの?」

「広島からです」

それを聞いてテレビ局の方に「ちょうどいい。インタビューしてみたら?」

・・・おいおい。


テレビ局の方とお話をするとどうやら地元のケーブルテレビの撮影でこちらに来られているとの事。

撮影をお願いされましたが、丁重にお断りしました。


気を取り直して受付をします。

350円払って浴室へ。

IMG_3281
浴室にある成分分析表

泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉。

IMG_3283
源泉かけ流しの説明。

湯の花も舞っているようです。

これは楽しみです。

IMG_3282
因みにドライヤーも完備。

浴室へ。

kanzui
<江津市観光サイトHPより>

中には3人程いらっしゃいました。

取りあえず、ボディソープ、リンスインシャンプー完備でシャワーもあります。

そしてタイル張りの浴槽。

中の湯は金色のにごり湯!金泉か!?


身体も適当に洗ったら失礼します~。

湯温は・・・ぬるいな~。

蛇口に「お湯」の文字が。

入るときに受付の方が、「もしぬるいようでしたら、お湯を足してください」とおっしゃられていたので遠慮なく追加投入。

お~温かいお湯が入ってきました。

すると体を洗っていたおじさんが、急に振り向いてお湯の蛇口を止めました。

???

「すまんが、シャワーのお湯が出にくくなるんで、終わるまでまってくれるかい?」

「す、すみません。」

「いや、お湯の配管が細いんでね。すまんね。」

・・・どうやら、怒られたわけでは無さそう。

先に一言声を掛けるべきでした。反省。


身体を洗っていたおじさんも湯舟に入ってきました。

「広島からきたの?」

「ええ、温泉がすきなもので。島根は良い温泉がたくさんあって羨ましいです。広島には島根のような源泉掛流し温泉はほとんど無いですし。」

その後、三瓶周辺や益田・六日市の温泉の話題で楽しい会話をして下さいました。

このおじさん、そうとうな温泉好きのようですね。

話はどんどんエスカレートして九州の人吉温泉に日帰りで行ってきたとか、和歌山の温泉に日帰りでいったとか、結構無茶な話が出てきて・・・ちょっと凄すぎ(笑)

でもどの話も楽しそう。

温泉好きの会話はいいですね。

さて、ここの温泉ですが緑がかった金泉か見ようによっては茶色にも見える。

おじさんが言うには三瓶の温泉と泉質は同じだろうと専門家のようなご意見。

確かに三瓶周辺のお湯は緑色のにごり湯。

試しに源泉が出ている蛇口から少し飲んでみると、わずかに炭酸のシュワっとした感じがします・・・。

肌触りはさっぱりとしていて、舐めてみてもしょっぱさとかは無いようです。

不思議な温泉ですね。

ゆっくりと浸かって、この神秘的な温泉を頂きました。


***


ロビーに出てみると何処から集まってきたのか、畳の休憩室も人がたくさん。
IMG_2104[1]
<上津井温泉 森の銀座HPより>

隅の方で休ませていただいていると、玄関から女性の声が。

餅を持ってきたんで、みんなで食べて~

すると地元のおじさんたちは慣れたものでキッチンへ行ってお皿やら菜箸などを取り出してストーブの上でお餅を焼き始めます。

なるほど、地元のコミュニティセンターですね。

いつのまか日本酒のカップ酒を飲む人おやつをつまむ人、それを配る人と誰がお客さんで誰が店の人かもう分かりません。(笑)

お餅の焼けるいい匂いがしてきて、おじさんたちがお皿に取り分けていて、私にも持って来てくれました。

こんな山間の温泉で知らないおじさんばかりに囲まれて、お餅をふるまってもらうなんて・・・。

先ほどお風呂で温泉談義で盛り上がったおじさんが隣に来て、色々と話しかけてくれます。

はじめてくる見ず知らずの人へのおもてなし。

田舎の人はこれが自然と出来るんですよね。

すばらしい。

そんなお心遣いに感謝して、豆の入った角餅を頂きました。

香ばしくて粘り気のあるお餅。

実際に杵でついたお餅だそうです。

凄く美味しかった~。


みなさんの優しさ、忘れません。

どうもありがとうございました。


田舎の方の優しさに触れたい方、是非訪れてみてください。

きっと気さくに話しかけてくださると思いますよ。



♨File No.140 上津井温泉 森の銀座

〒699-2835 島根県江津市松川町上津井84

0855-57-0570

土日 14:00~19:00のみ営業





今回はここまで。
最後まで見ていただきありがとうございました。
それでは。Good day.See you soon.