こんにちは。
コウさんです。

いよいよマラソン大会当日

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笑顔で「走りゆう」しに行きたいところですが・・・。

朝から雨が降っています。

でもホテルが神対応してくれました。

なんと、ホテルの朝食会場は今日のマラソン大会に参加するランナーのために、特別に30分時間を早めて6時から開けてくれたのです!。

おそらく、これまでマラソン大会で宿泊する方からの要望があったのでしょうね。

朝食の評価が高いホテルでしたので、「朝食食べてから行ける!」と気合が入ります。

随分と心に余裕ができますよね!

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そして朝食はバイキング。

昨日、外食で食べた野菜が美味しかったので今朝もたくさん食べますよ!

ほんとトマトが甘くて美味しいんですよ。

ゆずジュースも高知名産ですね。

これも酸味があって気分がシャキッとします!

どれも美味しくいただきました。

ごちそうさまです。

元気出ましたよ~!


***

7:00になりました。

それでは、準備ができたので雨の中ホテルを出発。

2月とは思えないくらい外の気温は寒くないですね。

天気予報では、日中15度くらいまで上がる見込み。

どうなるでしょうね~?




昨夜ホテルのフロントの方から「明日はマラソン大会のため、始発から公共交通機関はすべて運転していません。」と言われてました。

ここから会場までは歩いて20分くらい。

ちょっと大変な距離だな~と思ってたのです。

ところが、今朝、ホテルのフロントの方(昨日とは別の人)から「路面電車は始発からしばらくは動いています。」と教えてくださいました。

これは有難かったです。

20分雨の中を歩くと結構靴の中も濡れるだろうと予想していました。

ホテルのフロントさん、ありがとうございます!




お陰でホテル近くの市電駅「菜園場駅(さえんばえき)」から県庁方面の電車に乗ります。


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来ました。とさでん交通。

レトロな車両が愛らしいですね。

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車内は広島電鉄とあまり変わりません。
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市内運賃は一律で200円です。

電車内はマラソンのウェアを身にまとったランナーばかり。

皆さん緊張感がありますね。

雨なのでどこか不安な感じもします。

こっちまで緊張してきました。

6つ先の駅、「県庁前」で下車。

結構距離がありましたので、歩いてたら20分以上あったかもしれません。

大会会場は「県庁前」からあるいて高知城の西にある「城西公園」です。

約10分で到着。

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ちなみにマラソン大会のコースはこんな感じ。

マップ上部の「スタート」が今いるあたり。

そこから右(東)へ10kmくらいいって、下(南)方面に下がっていきます。

太平洋沿いを左(西)方面に折れ、20km付近の「瀬戸大橋」が坂の難所。

ここ厳しそうですよ。


橋を渡ると「桂浜」

絶景ポイントらしいのですが・・・。

ここが「中間点」ですね。


さらに左(西)にいって「仁淀川」の眺めを見たら折り返し。

今日は「仁淀ブルー」は厳しいかな?


37kmあたりで上(北)へ上ってラスト5キロ。

個々のエイドでコーラが出るはずなので頑張っていきたいですね。


そして最後、競技場への激坂を登ります。

最後にこの坂はちょっと勘弁してほしいよね。

登り切れば「春野陸上競技場」のトラックを1周してフィニッシュとなります。

***

公園内はランナーでいっぱい。

みんな傘をさしてどこか憂鬱ですね。

テント内で着替えをします。

テントにひかれたブルーシートは雨がしみ込んできてずぶぬれです。

体育館とかで着替えたかったな~。

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とりあえず準備完了。

荷物を移動トラックへ預けたらスタート地点へ移動します。

会場周辺案内図
スタートゲートは先ほど市電を降りた「県庁前」

そこまでは事前に申告したタイムのグループで並びます。

私はCグループ(上の図の緑色付近)に集合。

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雨なんでみんなビニールカッパです。

ん?白鳥さんがいるぞ!(笑)

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スタートまで30分くらい待たされます。

体が冷えるな~。


スタート前にゲストの方からエールを貰い、ついにスタート!

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沿道の声援を受けながら「行ってきま~す」

今回の目標タイムは4時間以内。いわゆるサブ4。

雨の天候や坂道が多いこともあって、ちょっと厳しい目標ですがとにかく行ってみます。


最初の10キロくらいはキロ5分30で入ろうと思っていたのですが、周りのペースが結構早い

リズムが取れないまま慌てていると、後ろから「サブ4」の風船をつけたペースランナーが抜いていきます。

・・・こりゃいかん。

少しペースを上げてキロ5分10くらいで20キロ付近まで行こう。

でも実際に計測してみるとキロ5分ペース。

最初の入りとしては完全にオーバーペースで、ハーフマラソンのペースに近い・・・。

でも、もう行くしかないよね。

とにかくリズムを一定にして淡々と走ります。


そして20キロ付近の難関「瀬戸大橋」

周りのランナーからも「第一関門、来ましたね~」と教えられます。

その橋を見ると・・・な、なんじゃこれ?

コースが完全に立ち上がってジェットコースターが登るような斜面

先を見ると絶望的になるので、前傾姿勢で足元を見ながら1っ歩ずつ足を上げて登ります。

雨足も強くなってきたのか、橋の上方から雨水がザーザーと流れてきて、「ここは川の中かよ」って感じ。

足もきついが、呼吸もきつくなってきた。

体が重い~。

何とか橋の頂点まで来ると、左の眼下に太平洋の真っ黒い海が広がっているのが見えます。

「・・・この世の終わりかよ。」

絶望的で圧倒的な景色に完全に心を折られ、その先の急坂を駆け下ります。

坂がきつすぎてスピードが止まらん!

さらに足への負担が激増!!

「いたたたた!!早くこの坂終わってくれ~!!」

坂は緩やかになり左にカーブ。

その先に見えたのは圧倒的に絶望的な桂浜の景色・・・。

鉛色の空と海との境界線ははっきりとせず、降りしきる雨に加えて、強烈な海風が横殴りに体に吹き付けてきます。

スパーンと視界が開けて遮るもののない空間に放り出され、

その先にどこまでも続くランナーのカラフルな色、色、色・・・。

「この海岸線の道、どこまで続くんや・・・。」

雨よりも風による体への負担が徐々に増してきます。

「いかん、体が冷えてきた。」

右足の張りも強くなってきます。

中間点通過。

「まだあと半分・・・、体、もつんかな?」

こんな時にネガティブ思考は最もやってはいけない事なんだけど。

いかんいかん!さっきから悪いこと考えすぎや!

とにかく一度落ち着こう。

30キロ手前でトイレへ。

トイレの中で少し休んでいると、風よけにもなっていたので体が温まってきました。

足は既にガクガクですけど、気持ちはきれていない!

マラソン写真1

気持ちを切り替えて「仁淀川」を超えて、折り返し。

すると、50mくらい後ろに「サブ4」のペースメーカーを従えた大集団が迫ってきています。

「うわ、ヤバイ。急がんと。」

今の平均ラップは変わらずキロ5分。

大丈夫。

少しペースを落としてもサブ4はいけるはず。

キロ5分10にスピードを下げるも両足の張り右足の膝周りの違和感が増してきて、徐々に痛みに変わってきました。

35キロ通過してトンネルを過ぎたあたりから右足の膝から激痛が・・・。

「もう残り10キロもないのに、なんでや!」

37キロのエイドでコーラを飲んで気分を変えよう。

が、悲鳴を上げたくなるほどの激痛についに耐えられなくなり、立ち止まり足をマッサージ。

しばらく歩いて、また走り出すも右膝の痛みは全く容赦してくれません。

「あかん、痛すぎる。とても走れん。」

雨は強くなり、それ以上に風が強烈に吹き付けてきます。

歩いてたら体が冷えてしまう。

でもどうしても足の痛みをこらえることができません。

そして遂に、後ろからあの「サブ4」ペースメーカーの大集団が通過・・・。

「あ、・・・。」

その瞬間に緊張の糸が完全に切れてしまいました。

「もう、とてもあの集団の後を追って走ることはできない。」と確信したのでした。






あとはどうやって競技場まで戻ってきたのか、よく覚えていません。

沿道ではおばあちゃんが「もう、ゴールは見えているよ、頑張って!」と声をかけてくれます。

でも周りは田畑が一面に広がり、追い抜いていくランナーをぼんやりと見ながら歩くだけ。

「ゴール、全然見えんよ・・・。」

頭の中はとにかくゴールまで行かないと、という使命だけ・・・。

あと、とにかく寒い・・・。





雨は小雨になってきましたが、風は相変わらず強いです。

どれくらい時間が経ったのかわからないまま、ようやく競技場の下まできました。

そこから長い激坂を歩いていくと、競技場の入り口が・・・。

「最後だ、最後はゆっくりでいいから走ろう。」

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右膝の痛みをこらえながらゆっくりと走ります。
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あ、スタート地点にいた白鳥さんに抜かれてしまった(笑)

そしてトラックをゆっくりと回って・・・長い。

ゴール直前にランナーの出身地と名前を一人一人アナウンスで呼んでくれてます。

「広島県の ****さん、おかえりなさーい!」

ありがとうございます。
マラソン写真2
なんとかフィニッシュできました~。



完走メダルと完走タオルをかけていただき、競技場中央でしばらくふらふらと歩き、タイムを確認。

完走証
タイムは4:19:14でした。

グラフの後半の暴落具合が今日のすべてを物語っていますね。

「終わったな~。やり切った感はゼロやけど・・・。」

急に寒気が襲ってきたので、急いで荷物預かり所へ。


と思ったのですが、足が痛くてビッコをひきながら歩くも、緩やかな坂を下りるのも辛い。

総合体育館が荷物受け取り場所。

スタッフが持ってきてくれたのですが、体が濡れて寒くて仕方がない。

「ヤバイ、震えが止まらん。」

申し訳ないですが、その場で着替えさせていただきました。

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その後地元の高校生がボランティアで作ってくれた豚汁をいただきました。

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暖かい豚汁。

今一番欲しかった食べ物です!!


冷えた体にしみわたります。

その他暖かい焼きぞ場などをいただき徐々に体が暖まってきました。

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「龍馬さん、高知マラソンはかなり厳しかったぜよ~

高知龍馬マラソンはほろ苦い思い出となりました。

沿道で応援してくださったみなさん、そのほかボランティアみなさん、声援にはこたえられなかったですけど、とても感謝しています。

ありがとうございました。


*****

その後、ホテルに戻り展望浴場へ。
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「龍馬」の湯。

ぼろぼろの体で湯につかりました。

しばらく動けませんね。

すこし休みま~す。

*****


高知龍馬マラソンは何とか完走しました。

残念な結果でしたが、振り返ってみるとやはり前半飛ばしすぎたのがいけなかったですね。

これ、以前も同じ失敗をしていました。

2年前の「下関海峡マラソン」です。

前半の飛ばしすぎは命取り。

あの時の後半足がつって、動けなくなったんですよね。

もう忘れてる・・・。

自分の体力を過信しすぎる歳でもあるまいし・・・諦めが悪いのでしょうね。

マラソンは後半でペースを上げて気分よく完走できれば最高です。

最後まで足り切ること。

でもチャレンジはしましたよ!

完全に言い訳~(笑)




今回はここまで。
最後まで見ていただきありがとうございました。
それでは。Good day.See you soon.